私は昨年の12/28、アパートの駐車場に向かう際、40センチくらいの塀の上で左足をグキッと外側に捻り…そのままドーン!と駐車場に落ちてしまいました。
全身打撲で首もむち打ち状態になってしまい、腰痛もひどくてずっと動けなかったのですが、年が明けてから、鍼灸院で治療を開始しました。
どんな治し方がいいのか探っているのですが、タイムリーに1月24日の「めざましどようび」で腰痛や肩こりを改善する体操をやっていたので、ご紹介します。
腰痛・肩こりの原因
「めざましどようび」1月24日の放送で、個性派俳優の柄本時生さんが、『腰と背中が痛い』ということで、西山喜久恵アナと一緒に代々木にあり、なかなか予約の取れないという整体院に向かいました。
東京渋谷区の「松井バランス研究所(MB式整体院・鍼灸院)」の松井真一郎院長は、有名スポーツ選手を治療し(格闘家:ボブ・サップ、元K1ファイター:武蔵など)、同業者がその施術を学びに来るという、まさにゴッドハンドなんだそうです。
今回、柄本さんは、背中や腰の痛みを改善する、簡単にできる運動を教えてもらいました。
スマホやパソコンなどが原因の猫背や肩こりも改善できるかもしれません。
まずは柄本さんの状態をチェック!
すると、かなり猫背で頭が前に出ています。
”耳の高さ”というのは首のねじれ具合だそうですが、柄本さんは右の耳の方が下がっていて、「右にちょっと傾いて左にねじるクセがある」というのです。
耳と同様に右肩が下がっていて、両手を挙げると下がった肩に引っ張られているせいか、右手が開き気味です。
この「右下がりの歪みから、背中だけでなく腰の痛みが出ている」というのが松井院長の診断でした。
私も昨日、鍼灸院で「右肩が上がっている」と言われたばかりなので、今の私にぴったりの情報です♪
では、こういった上半身の歪みには、どんな運動が良いのでしょうか?

”脊柱”というのが大黒柱だとしたら、土台となっているのが骨盤です。
家でいうところの土台が傾いたらその柱となるものも傾いて緊張が起きます。
なので、骨盤(土台)を調整して動きやすくなることによって体の支柱である背中まわりまでゆるくなるんです。
猫背・肩こりを改善する骨盤運動
両手で骨盤をつかみます。これは全ての体操で同じです。
①骨盤をつかみ背中を丸めて伸ばす×10回
背中を丸めます。背中を丸めることによって骨盤をうしろに傾かせます。
次に胸を張ることによって背中を伸ばし、骨盤を前傾させます。
②左右交互にお尻を2~3cm浮かす×10回
ゆっくりと体を左に傾けて右のお尻を2~3cm、右に傾けて左のお尻を2~3cm、自分で肋骨と骨盤を近寄せるようにすると腰の奥の筋肉が動き始めます。
③左右交互に腰をひねる×10回
この3つの運動で骨盤の動く範囲が広がったところで…
猫背・肩こりを改善する上半身運動
鎖骨を開いて胸を張りやすくなる体操です。
これをやると手も上がりやすくなって肩こりの予防にもなります。
上半身運動❶
①鎖骨の内側にある丸い骨を(反対側の)指で押さえる
②反対の手を開いて上げゆっくりと(上げた手の方に)倒す
③大きく深呼吸×1回
この体操は、左右1回ずつでOKということです。
上半身運動❷
①わきの下の筋肉をつかんで肩を上下×10回
上半身運動❸
①後ろで手を組み上を向いて(胸を張りあごを上げて)深呼吸×3回
骨盤運動・上半身運動の結果
かなり猫背で頭が前に出ていた柄本さんの体操後の結果…背中がピンと伸びています。
右下がりだった耳も肩の高さもほぼまっすぐになっていました。
上がりにくかった腕は…開いた右手がまっすぐ伸びています。
柄本さんも「とてもラクです。ゴッドハンドだ!」「ずっと続けます」と大喜びでした。
私が教えてもらった自分でできるケア
私が通う鍼灸院の先生から教えてもらった自分でできるケアはこんな感じです。

①頭を左・右にゆっくり倒す
②首を回して左・右をゆっくり向く
※上下を向くのはNG
③肩の上げ下げをする
④手を下に伸ばした状態で旋内・旋外運動をする
⑤足を軽く開いた状態で腰を回す
⑥股関節を開いた状態で座り、膝に手を置いて前屈する
⑦椅子に座るときは限界まで腰を反らせる、丸くする、を繰り返す
⑧肩を回す
⑨1時間に5分くらい、歩き回る
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まとめ
全身打撲でひどい腰痛と首がむち打ち状態になってからもうすぐ1ヶ月、鍼灸院で治療をしていますが、どんな治療が一番良いのかはまだ試行錯誤している状態です。
今は首よりも腰の痛みの方が強くなっていて、普段の姿勢にもかなり気を使っているので、今回の「めざましどようび」の骨盤運動はとても参考になりました。
私が教えてもらった体操と並行して、この骨盤運動・上半身運動もしていきたいと思います。