「マックスコーヒー(MAX COFEE)」は黄色と黒のパッケージが印象的で、千葉県・茨城県では知らない人はいない「ソウルドリンク」となっています。
私は千葉県に引っ越してきて初めて飲んだのですが、今までに飲んだ中で、どの缶コーヒーよりも甘い!と思いました。
私の中では「UCCミルクコーヒー」が一番甘い缶コーヒーだと思っていたのですが、それ以上の甘さでとてもびっくりしました。
一部地域では手に入らないとのうわさもあるマックスコーヒーについて、その魅力や歴史、カロリーなどについてまとめてみました。

マックスコーヒーとは?
マックスコーヒーは、黄色の背景に茶色のギザギザ模様のパッケージ、「MAX COFEE」の文字が目印です。
マックスコーヒーは、数ある缶コーヒーやペットボトルのなかでも「1番甘いコーヒー」とも言われているコカ・コーラのコーヒー飲料です。
もはやカフェ・オ・レやコーヒー牛乳に近いものになっていて、それをさらに甘みを増したような味で、コーヒーが飲めない人でも飲めるほどの甘さなのです。
開発スタッフが目指したものは「銭湯で風呂上がりに飲んだコーヒー牛乳の懐かしい味」だそうです。
「マックス」という名前は、「元気つづきMAX!」というキャッチフレーズからきていて、「疲れて甘いものがほしい!」というときにおすすめです。
マックスコーヒーの歴史
マックスコーヒーは1975年に初めて発売されました。
発売のもとはコカ・コーラの北関東エリアの支部である「利根コカ・コーラボトリング」という会社でした。
発売されたのは40年も前のことになりますが、当時はその販売エリアである千葉県と茨城県でのみで販売されていたそうです。
その販売地域が栃木県まで広がり、しばらくは千葉、茨城、栃木の3県で販売されていました。地域限定発売だったため、千葉県を含む一部地域の人にしか馴染みがないというわけです。
また、1991年には缶コーヒーで有名なコカ・コーラの「ジョージア」のブランドになりました。
そのジョージアブランドになる前年のマックスコーヒーの売上実数は430万ケースと、「ジョージア」ブランドの売上の460万ケースに対してほぼ拮抗しており、当時からとても人気のある主力商品だったことがわかります。
販売地域が千葉、茨城、栃木の3県の枠を超えたのは2006年、ついにその年から東京都内での販売がスタートし、その後は愛知・香川・愛媛といった四国地域から大分・宮崎の九州まで、徐々に販売地域を拡大しました。
発売開始から34年が経った2009年2月16日、ついに販売エリアを全国へ広げ、全国発売が開始されました。
マックスコーヒーのカロリー
マックスコーヒーの甘さの由来は、練乳です。
マックスコーヒーの原材料名の表記順も「加糖練乳、砂糖、コーヒー」です。
つまり、コーヒーよりも加糖練乳・砂糖の量が多く、加糖練乳がもっとも多いのです。
そして、この糖分量はコーラとほぼ同じ (9.8%)で角砂糖にするとなんと8個分なのです。
もちろんカロリーは高めで、100mlあたりのカロリーは50kcal。
これは「ジョージア まろやかミルクのカフェラッテ」や「UCC ミルクコーヒー」「キリン 小岩井濃厚カフェオレ」「アサヒ WONDA贅沢ダブル」などといった甘味の強い製品と比べても2%ほど高い数値になっています。
マックスコーヒーの購入方法
私は千葉県に引っ越して来るまで、マックスコーヒーを売られているのを目にしたことはありませんでした。
全国販売になっていると聞いてびっくりしたのですが、千葉県に来てみると、自動販売機でも売っていますし、マツモトキヨシなどの店頭でも販売されているのをよく見ます。
お住まいの地域では売られていないという方は、通販で購入することができるようですね。
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まとめ
千葉県や茨城県の人たちにとっては「ソウルドリンク」だというマックスコーヒー(MAX COFEE)の魅力、歴史やカロリー、購入方法などについてまとめてみました。
マックスコーヒーは千葉県や茨城県を象徴するアイテムとして映画・漫画・テレビドラマにもよく用いられているということです。
まだ飲んだことがない人は一度飲んでみてくださいね。