三菱UFJ銀行が1月24日から新たなキャンペーンを開始します。
それは、紙の通帳からインターネット通帳に切り替えた預金者に、1,000円をプレゼントするというキャンペーンなんです。
利用者、銀行、それぞれにどんなメリットがあるのでしょうか?
三菱UFJ銀行のキャンペーン
三菱UFJ銀行は1月24日から、紙の通帳をやめてスマートフォンなどで閲覧できるデジタル通帳に切り替えた利用者に対して1,000円をプレゼントするキャンペーンを始めます。
『Eco通帳』と呼ばれるインターネット通帳への切り替えを進めるためのキャンペーンで、三菱UFJ銀行に普通口座を持つ先着10万人が対象です。
利用者にとっては、銀行の店舗に行って記帳する必要がなくなるほか、パソコンやスマートフォンで過去10年分の記録が閲覧できるなどのメリットがあり、三菱UFJ銀行にとっては紙の通帳にかかるコスト削減が見込めます。
銀行は、紙の通帳1口座あたり年200円の印紙税や印刷代などの負担が生じるため、超低金利の厳しい収益環境が続く中、少しでもデジタル化を前に進めてコスト削減を狙います。
銀行が利用者に現金を還元する形で業務効率化を促す取り組みは珍しいですが、紙の通帳に不便を感じていない預金者も多いため、ネット通帳への切り替えを促進するにはキャンペーンが必要だと判断したものとみられます。
三菱UFJ銀行は新規の口座開設者の一部に対する紙の通帳発行を対象に、200円から1,000円程度の手数料を徴収する検討も進めている、ということです。
まとめ
三菱UFJ銀行のデジタル通帳移行で1,000円プレゼントのキャンペーンは1月24日から3月15日までです。
先着10万人までですので、紙の通帳がなくても困らないという人はお早めに窓口までお出かけくださいね。