忘れもしません。昨年の仕事納めの翌日、12/28の出来事です。
両手に荷物を持ってアパートの駐車場に向かいました。
アパートの駐車場は、なだらかな階段を数段下りたところにあるのですが、その階段は一ヶ所にしかなく、残念ながら私の車が停めてある場所の近くではありません。そんなわけで私はいつも、自分の車のすぐ後ろの低い塀の上に乗り、行き来していました。
その日もいつもと同じようにその塀の上に足を掛け…と思ったら、その左足をグキッと外側に捻り…そのままドーン!と駐車場に落ちてしまったのです。
全身打撲で首もむち打ち状態になってしまいずっと動けなかったのですが、やっと治療を開始しました。
私は20年以上前に交通事故でむち打ち症になり、その後遺症でずっと苦しんできたため、できればこの後遺症も軽くしたいので、むち打ち症について調べてみようと思います。
今回は仕事をしながらの治療になるのでゆっくりにはなりますが、どんな治し方がいいのか、探っていきたいと思います。
12/28 全身打撲とむち打ち症の原因
駐車場に降りるため、車のすぐ後ろの40cmくらいの塀の上に足を掛けたところ、ちょっと勢いがついていたため足首を外側に捻ってしまい、そのままコンクリートの駐車場に落ちてしまいました。
外はもう薄暗くてよく見えない状況だったので、その瞬間のことはよく覚えていませんが、両手は塞がっているし隣の駐車場の車止めの上に落ちたので、肘と腰を強打し、全く動けませんでした。
先に車に乗っていた娘がびっくりして出てきましたが、声も出ない有様でした。娘が手を持って起こしてくれようとしますが、全身が痛くてとても無理です。
しばらく横たわったまま気持ちが落ち着くのを待って、ゆっくり自力で起き上がりました。左肘のあざと出血、手の平の出血は確認しましたが、他の部位はどうなっているのか全くわかりません。
怪我をしたその日は家に戻ってとにかく横になりました。
翌日、予定通り帰省する娘を不安な気持ちで見送り、その日以降怖くて階段も下りることが出来ないまま年末年始を過ごしました。何かあったら娘に戻ってきてもらうことにはしましたが、無理だけはしないことを心掛けていました。
痛みは主に肘と腰、股関節だったのが、日に日に首の痛みがひどくなり、むち打ち症のような症状になりました。上を向いたり横を向いたりするのが辛くてできないので、ロボットのような動きになっています。
それに、左側を下にして落ちたので、左肩から胸にかけての筋肉?がとても痛くて眠れません。起き上がるのも大変ですし、手を上に上げることもできません。
この状態で階段を下りたり運転したりするのは怖いので、とにかく家から一歩も出ずに、必要な家事だけしてあとはじっとしていました。
1/6仕事始め
私の仕事は経理・総務事務のため、月末月初が大変忙しく、売上や仕入の締め処理を出来る人が他にいないため、休むわけにはいきません。
1月6日が仕事始めで売上の最終締め処理と請求書の発行もあったため、絶対に休めず、無理を押して出勤しました。
月末月初のこの時期が一ヶ月で一番忙しく、連日、一日中パソコンとにらめっこしていたのですが、午後になるととても苦しくなって、家に帰ると毎日ぐったりしていました。
余談ではありますが、こういう時いつも思うのですが、私に何かあった時には誰が代わりにやってくれるのでしょうか?会社の危機管理として、何かあった時に一人だけでも代わりにやれる人を置いて欲しいものです。(今まで勤めた中でそういう体制の会社は一社もありませんでしたので難しいでしょうが…)
引越してきてから日が浅く、千葉の病院の情報もわからないので、職場の人たちに整形外科や整骨院、鍼灸院などを色々教えてもらい、即効性があるのは針だと言うことで、とりあえずは鍼灸院に予約を入れました。
会社に出入りしている運送会社の方が、以前ご自分で整骨院をやっていたそうで、私の症状を話してみました。『一日パソコンに向かっているのはむち打ち症には一番良くないよ』と言われました。
でも仕事柄、休むことができません。
そんな時は…
『タオルを濡らしてレンジで温め、「熱いけど我慢できるくらいの熱さ」にして、首のうしろと目の上に、それぞれ10分ずつ乗せると良い』
とのことでした。
早速帰ってやってみましたが、固まった筋肉がほぐれるような感じがしてとても気持ちいいです。しばらく続けてみたいと思います。
1/10鍼灸院
1/10に鍼灸院の予約が取れたので、上司に事情を話して無理して仕事を休みました。
針は20年以上前の交通事故の後、むち打ち症の治療のために一度だけ行ったことがあるだけだったので、ちょっと緊張していました。
先生に怪我をした時の経緯と今の痛みの状況を順に説明したあと、首、肩、腰、などそれぞれ触診で痛みの位置を確認されました。
腎臓と肝臓に問題が少しあるそうで、腎臓は骨、肝臓は筋肉の炎症を表す、と言われました。
両足首、両肘、首の後ろ、腰、それぞれに針を刺し、10分間温めます。針が刺さっているところは怖くて見ていませんが、次回の治療のときには見てみたいと思っています。
施術の間、交通事故のむち打ち症の後遺症で長年苦しんできたことや、薬の副作用で急激に太ってしまったという話をしました。
有酸素運動の話になり、患者さんの中には、太くてお腹が出ていた人が「スロトレ」でジムに週2~3回、半年くらい通って逆三角形の身体になった話や、別の人がジムで毎日30分、自転車を漕いだ人が太ももの筋肉が鍛えられたおかげで体調も良くなり、痩せたという話をしてくれました。
私も身体が元に戻ったら、ジムに通って鍛えようと思います。
施術が終わり、身体を動かしてみるように言われました。カチカチだった身体がほぐれてかなり楽になりました。
自分でできる体操
一週間以内にまた施術した方がいいとのことですが、それまで自分でできる体操を教えてもらいました。

①頭を左・右にゆっくり倒す
②首を回して左・右をゆっくり向く
※上下を向くのはNG
③肩の上げ下げをする
④手を下に伸ばした状態で内側・外側に旋回させる
⑤足を軽く開いた状態で腰を回す
⑥股関節を開いた状態で座り、膝に手を置いて前屈する
※飛び跳ねたり、走ったりするのはしばらくNG
とのことでした。
仕事中も、ずっとパソコンを見ているのではなく、一時間に5分…が無理なら1分でいいから歩き回るのがいい、と言われました。
次回1/18に施術を予約したので、それまでは自分でできる体操を続けてみようと思います。
むち打ち症とは
むちうち症は、主に自動車の追突、衝突、急停車等によって首が鞭のようにしなることによって起こる症状を総称したものです。
しかし、むちうち症は正式な傷病名ではなく「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと呼ばれます。むちうち症の特徴として、事故直後に痛みや不調を感じないことが多い、ということが挙げられます。
交通事故に遭うと事故当事者は興奮状態にあるため、痛みを感じる感覚が麻痺している場合もあります。数日経過して、首の調子がおかしい、やたらと肩が凝る、などでむち打ち症を疑い、初めて病院に行き診断を受けても、交通事故との因果関係が疑われることがあります。
交通事故による損傷であることを示す診断書がないと人身事故として扱われず、むち打ち症に対する損害賠償請求ができなくなる可能性があります。交通事故に遭ってしまったら、自覚症状がなくても必ず直後に病院へ行き、医師の診断を受けることをおすすめします。
まとめ
全身打撲で首もむち打ち状態になってから2週間、やっと治療を開始して、ちょっと安心している私です。
20年以上前にも交通事故でむち打ち症になり、その後遺症でずっと苦しんできたため、できればこの後遺症も軽くしたいので、むち打ち症について調べてみようと思います。
蒸しタオルでのあたためや、自分で行うストレッチなども今まで知らなかったことなので、今回の怪我を機に、どんな治し方があるのか、自分に合う治療法はどれなのか、探っていきたいと思います。