8月25日は何の日か知っていますか?
8月25日は「ラーメン記念日」なんです。
1958年8月25日に世界初のインスタント袋麺となる「チキンラーメン」が発売されたことに由来します。
袋麺は、おうち時間が増えたことにより人気が高まっていて、さらにここ数年、袋麺の調理に新展開!電子レンジで袋麺を作る方法が流行しているんです。
意外と知らない「袋麺ランクアップ術」が8月24日のノンストップで紹介されました。
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袋麺の電子レンジ調理方法
※容器が小さく麺が水につかりきらない場合は、半分の時間で麺をひっくり返し、ほぐしてから再度レンジで加熱
鍋を使わなくても手軽に作れるということで、改めて袋麺の便利さが注目されているのです。
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イケてる袋麺の調理方法
33年間毎日インスタント麺を食べ続けている、インスタントラーメン研究家・大和イチロウさんが、イケてる袋麺の調理方法「イケ麺三原則」を紹介してくれます。

泡がポコポコと出たくらいで麺を入れる方が割に多いんですけど、あれ実は60℃~70℃くらいにしかなっていないんですよ。
沸騰するというのは表面が波立つぐらいですので、波立ってから30秒ぐらい経って麺を入れていただければ完璧です。
しっかり沸騰したお湯を使うことで麺のゆでムラを防ぐという効果があります。
Q:袋麺をおいしくゆでるポイントは?
A:少し多めの水で沸かす

袋麺の裏を見ていただくと必ず「お湯で」と書いてあるんです。
水から沸かすとどうしても蒸発してしまうので、ちょっと多めの水を用意していただくのがいいです。
500mlだったら510mlくらいで、気持ち多めが大切です。

温度が下がるとどうしても麺がくっつきやすくなるんです。
なので、温度を下げないためにはあらかじめ温めておいた方がいいです。

早くほぐそうとすると、麺に小さなヒビが入って食感が悪くなってしまうので絶対にやっちゃいけないんです。
僕の検証では、ゆでる分数の3分の2のところで箸を入れる(3分だったら2分のところ)といいと思います。
マルちゃん正麺担当者によると…

麺に含まれるでんぷんはゆでることで糊状になり、生麺のような食感を生むんですが、すぐにほぐしてしまいますとでんぷんが剥がれてしまい、食感が損なわれてしまうことがあります。
麺を入れたら1分間は触らずに茹でて欲しいです。
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日清食品「チキンラーメン」ワンランクアップ術

チキンラーメンの最大の特徴は味付けされた麺と、お湯をかけるだけで簡単にでき上がる、これが最大の特徴です。
お客様からは『卵がなかなかあのパッケージのようにできないよ』と、ちょくちょくとお問い合わせいただくという形です。
チキンラーメンにのせた卵がうまく固まらず、白身が透明なままだという人は多いようです。
卵をキレイに固める方法は?

麺に卵を落とし熱湯をかけるときに、卵の黄身と白身の間のところを円を描くようにゆっくりゆっくりと丁寧に回しかけます。
黄身にかかってもかまいません。
ラップをして3分待てば、冷蔵庫から出した冷たい卵でもキレイに作れるそうです。
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「チキンラーメン」アレンジレシピ
「スタミナアップのニンニクトマチキ」の作り方
これで完成、洋風な味わいのチキンラーメンができます。
チーズとニンニクをしっかりとスープに溶かして食べるのがオススメです。
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サンヨー食品「サッポロ一番」ワンランクアップ術

サッポロ一番の一番のこだわりは、アレンジのしやすさです。
調味料や具材をいろんなものを加えて楽しめるというのがサッポロ一番の一番のこだわりと考えています。
ワンランクアップさせるポイントは?

火を止める前にスープを入れていらっしゃる方はちょっと損しているんです。
オススメの食べ方にはちゃんと書いてあるんですけど、やられてない方がたくさんかと思います。
火を止めてからスープを入れていただく方が、より香りを楽しめる味わいというふうに考えています。
「サッポロ一番」アレンジレシピ
「サッポロ一番しょうゆ味で作る冷やし中華」の作り方
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東洋水産「マルちゃん正麺」ワンランクアップ術

マルちゃん正麺のこだわりは、ずばり麺になります。
従来の袋麺とは違って、切り出した生の麺をそのまま乾燥させているので、本当の生の麺本来の味わいがお楽しみいただけます。
マルちゃん正麺のこだわりは?

小さいお子さまからご年配の方まで、多くの層に召し上がってもらいたいという思いから、麺を短くすることによってすすりやすくしています。
東洋水産の他の袋麺と比較すると、通常は60~70cmですが、マルちゃん正麺は25~30cmの半分以下の長さなんです。
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「マルちゃん正麺」アレンジレシピ
クラシルと共同開発したアレンジレシピ「キャベツたっぷり野菜ツナ正麺」の作り方
ツナはゆで過ぎるとパサつきやすくなるので、最後に加えてなじませる
キャベツの甘みがツナとよく合い、サッパリとした味わいが絶品です。
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みうら食品「冷たいラーメン」
今おさえておきたい「地方発の袋麺」をご紹介します。


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山形はラーメン大国なんですけども、昔は蕎麦だったのをだんだんラーメンにシフトしていって、これは老若男女誰が食べてもおいしい夏向けのラーメンです。
福岡・長尾製麺「ラーメン仮面チキトン」


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200年続く長尾製麺の渾身の一作で、麺がめちゃくちゃ美味いんです。
おいしい空気とおいしい水で練り上げた麺は日本屈指です。
豚骨とチキンのハーフハーフですごく食べやすいです。
長尾製麺は、200年以上前から続く老舗の製麺所で、そうめん製造がメインなので仮面をかぶってラーメンを作っているイメージで「ラーメン仮面」と名付けたそうです。
老媽伴麺 台湾まぜそば担々麺
台湾のラーメンもオススメです。


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老媽伴麺(ラオマー・バンメン)の担々麺がめちゃくちゃ美味いんです。
台湾は元々フライ麺が主流だったんですけど、今こういった乾麺が出てきて日本の市場を脅かしているんです。
今年ようやく日本で買えるようになったということです。