厳しい暑さが続いていますが、この暑さはいつまで続くのでしょうか?
長期予報によると、8月下旬から9月にかけても全国的に気温の高い状態が続きそうだといいます。
そんな中、SNSでは『スマホがカイロのように熱い』『スマホの動作が不安定で怖い』と、猛烈な暑さのせいでスマホが熱くなっているのではないか?という声が多く見られます。
スマホの温度を下げる方法や暑くなった車内温度を下げる方法についてもご紹介します。
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夏の高温とスマホの発熱の関係と原因
夏の高温とスマホの発熱は関係があるのでしょうか?
ソフトバンクの担当者は…

はい、関係していると思います。
もちろん動画やゲームを長時間連続で見ていてもスマホは熱くなりますが、外気の温度でも十分に熱くなります。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
ドコモの担当者は…

ゲームアプリなどを使用し発熱した場合、スマホ本体そのものから放熱しますが、夏場のように環境温度が高いと、本体から放熱しにくくなります。
スマホが熱くなると充電できない、動作が遅いといった事象が起こることもあるといいますが、これはスマホが高温にならないように電池への給電を止めたり処理速度を落とす「セーフティー機能」であり、故障ではないといいます。
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スマホが高温になったらどうしたらいい?
auを運営するKDDIでは、毎月7~8月にかけて『スマホが熱くなる』という問い合わせが増加するため、スマホを素早く安全に冷やす方法を公開しているといいます。
スマホの有効な冷却方法は?
扇風機はスマホから放出された熱を吹き飛ばす効果があり、早く温度を下げることができるということです。
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スマホを冷蔵庫に入れて冷やすのは?
SNSで多く見られる「スマホが熱くなったら冷蔵庫に入れる」という方法は効果的なのでしょうか?
NTTドコモに聞いたところ…

冷蔵庫に入れるのはNGなんです。
急激に冷やすと、スマホの内部の基盤に結露が発生する可能性があり、これが故障につながる可能性があるので、防水機能がついていても冷蔵庫で冷やすのはNGです。
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車内の温度を素早く下げるには?
『車内の温度を早く下げたい!』という意見も多くあります。
ロードサービスのJAFによると…

気温35℃で車を1時間放置すると、車内温度は50℃以上になってしまい、大変危険な状態です。

窓を全開にし、エアコンの外気導入で最低温度にした上で走行してください。
車内の熱気を出したら窓を閉めてエアコンを内気循環にすると、車内温度を下げられます。
窓を開けて走行することで車内の空気を外に逃がし、外気を効率的に取り込めるので、素早く車内の温度を下げることができるということです。
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