昨年12月、人生で初めて「歯周病」と診断され衝撃を受けたのですが、年も明けたので心機一転、今年は身体の不調を全て治そう!!と心を決めました。
今まで他人事だと思っていた「歯周病」が、まさか突然自分に降りかかってくるとは思いもしなかった私は、歯周病について全く知識がありませんでした。
痛みなどが出ないという「歯周病」ですが、もっと早くに気が付く症状があったのではないか、原因は何か、人にうつるのか、匂いはどうなのか、治療方法は?など、治療をしていく中で勉強しながら記していきたいと思います。
1/5 再診後
1/5に全顎エアフローをして、帰ってから鏡に映してみると、今までより歯が白くなっています。何より、口の中がスッキリしていました。
そして、もっと驚いたのが、1/6に歯磨きをしたらなんと!出血しなかったんです!!
今までもうかなり長い間、多い少ないはあったものの歯磨きの度に血が出てしまってずっと気になっていたんです。歯の掃除の為に半年に一度歯医者さんに行く度に、歯磨き時の出血が気になります、と言っていました。
歯磨きして出血しなかったのは本当に久しぶりです。昨日の全顎エアフローが効いているんだとは思いますが、なんだかすごく嬉しくて、何度も鏡を見直してしまいました。もっと早くにこの治療を受けたかったです。
服用薬
歯ブラシ2本と①抗真菌薬、②飲み薬を処方されました。

①ハリゾンシロップ100mg/ml
(ポリエンマクロライド系・抗真菌性抗生物質製剤・効能:口腔内カンジダ症)
※真菌(カビ)を殺菌する抗真菌薬で、カビの細胞膜の働きを失わせる作用があります。
ふつうの硬さの歯ブラシで歯を磨いた後、やわらかめの歯ブラシにハリゾンシロップを2滴たらして、上の歯の表面、裏側、噛み合わせ部分を1分間かけて円を描くように磨く。
再度2滴垂らして下の歯も同じように1分かけて磨き、軽くすすぐ。
1/19から1日3回、朝昼晩や朝夕寝る前など毎日続ける。
ただ、この抗真菌薬がかなり苦いらしく、もし我慢できなければその後もう一度普通の歯磨きをしても良いそうです。
消毒液はスポイトの蓋になっていて持ち歩くのが難しいので、昼食後は普通の歯磨きだけでも良いとのこと。
歯磨きは、歯ブラシと併用して歯間ブラシや糸ようじを使うといい、と言われましたが、私は今まで糸ようじをする度に出血がひどくなるので、ちょっと控えていたんです。
歯科衛生士さんにそれを告げると、悪い血なので逆に出した方がいいですよ、と言われました。ちょっとビックリです。歯肉を傷つけてしまう気がしていたんですが…聞かないとわからないことって多いですね。

②ジスロマック錠250mg
(マクロライド系抗菌剤)
※歯周病菌に強い抗菌力を発揮する飲み薬です。3日間服用すると1週間効き目がある抗生物質です。
1/24から3日間、1回2錠、1日1回、毎日同じ時間に服用するように、とのことです。
『FMD(full mouth disinfection)すべての残存歯に対して歯根表面のクリーニングを行うのと同時に抗生物質の内服を行うことで、体内外の歯周病原菌の除菌を行う方法』を行う1/26を含む3日間の服用が必要なんだそうです。
歯周病内科治療プログラム
歯科衛生士さんに言われた今後の診療スケジュールです。

歯周内科治療プログラム
①細菌検査 20分 12/4終了
②投薬服用説明、全顎エアフロー 40分 1/5終了
③FMD(full mouth disinfection)150分 1/26予定
すべての残存歯に対して歯根表面のクリーニングを行うのと同時に抗生物質の内服を行うことで、体内外の歯周病原菌の除菌を行う方法。
*****2週間以上空ける*****
④精密検査4mm以上の部位SRP(超音波)50分
*****2週間以上空ける*****
⑤精密検査、細菌検査 30分
*****10~14日後*****
⑥細菌検査結果説明 30分
メンテナンス説明と時期
ペリオバスター使用法の説明
歯周病のセルフケア
「歯周病」にならないためには、歯周病菌の温床であるプラークを除去するための口の中の清掃、うまり自分で行う歯磨きが大切です。
基本は1日3度、毎食後です。学校や会社でも昼食後の歯磨きを心がけましょう。夕食後に何か食べたり飲んだりしたときは寝る前にも磨きましょう。
大切なのは、磨き残しをしないことです。
歯ブラシの届きにくい歯と歯の間や歯と歯茎の間の清掃には、歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。
歯間ブラシやデンタルフロスなどの歯間清掃用具を併用すると、歯ブラシだけのときに比べて歯垢の除去率が58%から95%にアップするというデータがあるそうです。
まとめ
次の診察は1/26なので、それまで3週間あります。
日本人の成人の約8割が感染している国民病である「歯周病」について、もっと深く勉強していこうと思います。
自分の歯を大切にすることが、自分の身体を大切にすることにも繋がるのですから…