浜名湖畔にあるファミリー遊園地「浜名湖パルパル」をご存知でしょうか?
開業して60年余り経つ今でも、地元の人たちを中心に、多くの旅行者に人気の遊園地です。
本記事では、その「浜名湖パルパル」のアクセスと駐車場、TVでも紹介されたジェットコースターや日本初の湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」など、時間を忘れて癒される施設についてもまとめてみました。
浜名湖パルパル
浜名湖畔にある「浜名湖パルパル」は、30種類以上のアトラクションがあり、子どもから大人まで楽しめ、360度の浜名湖の大パノラマが広がりるファミリー向けリゾート型遊園地です。
浜名湖パルパルは、1959年、舘山寺温泉堀江城跡地(※)に「遠鉄舘山寺遊園地」として開業しました。
1971年に「遊園地パルパル」に改称、1997年大幅リニューアルを機に「浜名湖パルパル」に再改称しました。
※堀江城跡地は井伊直虎で有名です。
浜名湖パルパルは堀江城というお城があった場所で、園内の大観覧車「コクー」下あたりが堀江城の本曲輪があった場所だといわれています。
堀江城とは・・・
大沢氏の居城として築かれ政治の中心地となった。戦国時代には今川氏の配下となりこの地を守り、
永禄11年(1568年)大沢元胤の時に徳川家康が三河より侵攻。堀江城は善戦し、家康と和睦に至る。
その後、家康の家臣となった元胤は、戦国時代を生き抜く強固な城を築く為に、庄内半島北部の三方を湖に囲まれた「御陣山」に新しい城を完成させた。
堀江城は以後200数十年の間、旗本大沢家領として浜名湖における湖上運輸の要所となる。井伊直虎との関わり・・・
永禄11年(1568年)、徳川家康が三河より引佐町陣屋峠を越えて遠州に侵攻。
堀江城の属城・堀川城と堀江城では多くの戦死者を出した。
葬儀の為、龍潭寺から南渓和尚が訪れ法要を行った。その時の付き添いが次郎法師、後の井伊直虎であったと伝えられている。
私は小さい頃、遊園地といえば「パルパル」で、毎回行くのが本当に楽しみでした。
中でも急流すべりが大好きで、寒い時期に行っても必ず乗っていました。ヒーロー・ヒロインショーを見られるステージもよく見に行ったことを覚えています。
地元の遊園地、という感じでアットホームな雰囲気でしたが、1997年の大幅リニューアル後はとても綺麗になっていてびっくりしました。
夏には毎日のように花火が打ち上げられ、花火を見るためだけに行ったこともあります。
未だに私の好きなアトラクションのナンバーワンは急流すべり「ドン・ブラーコ」ですが、テレビで紹介された乗り物もあるんです。
先日、「マツコ有吉のかりそめ天国」の中の「本当に乗って楽しいジェットコースターガチガチランキング」で2位に選ばれたメガコースター「四次元」もパルパルのアトラクションです。
メガコースター「四次元」は、180度反転して下降する「ツイストダイブ」直線ラインを360度きりもみ回転走行する「ハートラインロール」を含むバリエーション豊かなコースターです。
(対象年齢:7歳以上64歳以下で、身長制限:120cm以上)

浜名湖パルパル 入園料金
【入園料】
大人(高校生以上) 1,200円
中学生 900円
小学生 700円
幼児(3歳~未就学児) 700円
シニア(65歳以上) 700円
【フリーパス】
<入園&のりもの乗り放題・ロープウェイ利用可・ミュージアム入館5割引>
大人(高校生以上) 4,200円
中学生 3,800円
小学生 3,500円
幼児(3歳~未就学児)3,500円
シニア(65歳以上) 3,500円
※少し割安な乗り物限定パスもありますが、このパスでは利用できないアトラクションがあります。

ゆうえんち 浜名湖パルパル
住所 静岡県浜松市西区館山寺町1891
TEL 053-487-2121
営業時間 季節・曜日により変動
定休日 不定休(土日祝日、春・夏休み、GW、年末年始は営業)
アクセス
車 東名舘山寺スマートI.C.より約5分
東名浜松西I.C.より約15分
東名三ケ日I.C.より約40分
バス JR浜松駅北口バスターミナル1番乗場から「舘山寺温泉」行 (日中は1時間に約4本運行)
「浜名湖パルパル」バス停下車すぐ
地図
浜名湖パルパルの公式サイトはこちら
1997年の大幅リニューアル以降、漫画家のやなせたかしさんによるマスコットキャラクターを使用しています。
浜名湖パルパル「パルプール」
夏季限定の浜名湖パルパル「パルプール」は、1984年にオープン、2009年7月に全面リニューアルし、無料休憩場所やバケツアウトなどの施設が増強され、有料休憩場所も9箇所設置されました。
浜名湖の内浦湾岸にあり、深い緑に囲まれ、プールと湖面が一体化したような感覚でリゾート気分が楽しめます。
流水プール、ベビープール、キッズスライダー、バケツアウト、ウォーターフォール&シューティング、ベビーバンジーがあり、赤ちゃんから大人まで幅広い年齢層の来場者で賑わいます。

営業期間
7月中旬から8月下旬まで(カレンダーによって毎年変動します)
営業時間
開園から17:30まで(最終入場30分前)
秋から春までは閉鎖されています。

パルプール入園料金
【プールセット(夏季限定)】パルパル入園&プール入場
大人(高校生以上) 2,300円
中学生 2,000円
小学生 1,500円
幼児(3歳~未就学児)1,200円
シニア(65歳以上) 1,200円
【プール付1dayフリーパス(夏季限定)】
<入園&のりもの乗り放題・ロープウェイ利用可・ミュージアム入館5割引>
大人(高校生以上) 4,200円
中学生 3,800円
小学生 3,500円
幼児(3歳~未就学児)3,500円
シニア(65歳以上) 3,500円
※少し割安なプール付1day乗り物限定パスもありますが、このパスでは利用できないアトラクションがあります。
かんざんじロープウェイ
「かんざんじロープウェイ」は、日本初・日本唯一、湖上を渡るロープウェイです。
1960年に開通し、1999年に全線架け替えのリニューアルを行いました。
現在は、大草山(パルパルの対岸にある山)の頂上にある「大草山駅」と「浜名湖パルパル駅」までの723mを結んでいます。片道4分の空中散歩で浜名湖の絶景を眺望できます。

営業時間 始発 9:00~
最終 季節により16:30~17:30の間で変動します。

ロープウェイ乗車料金
大人(中学生以上) 往復840円 片道420円
小人(3歳~小学生) 往復420円 片道210円
セット料金がお得です。
【オルゴールセット】ロープウェイ往復&ミュージアム入館
大人(高校生以上) 1,480円
中学生 1,480円
小人(3歳以上) 720円
シニア(65歳以上) 1,480円
【ロープウェイセット】ロープウェイ往復&パルパル入園
大人(高校生以上) 1,640円
中学生 1,430円
小人(3歳以上) 820円
シニア(65歳以上) 1,330円
【パルパル&オルゴールセット】
大人(高校生以上) 2,140円
中学生 1,940円
小人(3歳以上) 1,020円
シニア(65歳以上) 2,040円
台湾の中央に位置する南投県にある台湾最大の湖「日月潭」にあるロープウェイ「日月潭纜車(Sun Moon Lake Ropeway)」と日本 浜名湖の「かんざんじロープウェイ」は、友好交流協定を締結しました。
詳しくはこちらをご覧ください。

かんざんじロープウェイ
住所 静岡県浜松市西区館山寺町1891
TEL 053-487-2121
営業時間 始発 9:00
最終 季節により変動あり
定休日 月により運休あり
駐車場 かんざんじロープウェイ専用駐車場を利用
(大草山山頂にはありません)
駐車場

駐車場は、「浜名湖パルパル」入口に、「浜名湖パルパル・かんざんじロープウェイ専用駐車場」があります。
駐車台数 約1,000台
駐車料金 1日900円(GW・夏季などは1,000円になります)
遊園地開園時間以外はおつりが出ないので注意
ただ…パルパルの駐車場は駐車料金がかなり高いと言われています。出来れば近くに無料駐車場があるといいですよね。
実は、すぐ近くにあるんです。かんざんじ温泉で一番大きな無料駐車場です。
「浜名湖かんざんじ温泉観光協会」の敷地内にある「舘山寺公共駐車場」で、浜名湖パルパルの南側にあります。
パルパルまでは歩いて約3分くらいなので、空いていればこちらの駐車場に停めるといいですね。
約150台停められて、24時間出入り自由、しかも障害者等用駐車場も4台あり、電気自動車用急速充電器も備えている、そんな至れり尽くせりの駐車場だったんです。

舘山寺温泉観光案内所は9:00~18:00まで開いていて、自動販売機やトイレ、レンタサイクルもあります。
地図
まとめ
ファミリー遊園地「浜名湖パルパル」のアクセスと無料駐車場、ジェットコースターや日本初の湖上を渡るかんざんじロープウェイなど、時間を忘れて癒される施設についてまとめてみました。
「浜名湖パルパル」は広すぎず狭すぎず、待ち時間があまりないので何度もリピートしてアトラクションに乗れるため、一日中フルで楽しめてコスパ最高です。3歳児も乗れるアトラクションも多数あり、親子で楽しめるので、是非楽しんで下さいね。