6月30日、「キャッシュレス決済のポイント還元制度」が終了してしまいました。
新たに7月1日から事前申し込みが始まったのが、政府が実施するポイント還元サービスの「マイナポイント」です。
マイナポイントの事前申し込み
事前申し込みは、スマホやパソコンから行うことができますが、自治体に設けられた窓口には多くの人が相談に訪れていました。
自治体担当者は…

対応したスマホやカードリーダーを持っている場合は自宅から行えるので、密を避ける面からもできるだけお願いしたい。
「マイナポイント」は、マイナンバーカードを持つ人を対象に、今年9月から来年3月までの間にキャッシュレス決済などを行うことで、買い物の際に利用できるポイントが最大5,000円分還元される制度です。
還元を受けるには、事前にスマホアプリなどから専用のIDを入手した上で、ポイントの還元を受ける決済サービスを選択するといった準備が必要です。
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選択できる決済サービスは1人1つだけ
重要なことは、選択できる決済サービスは1人につき1つだけということです。
そのため、各決済事業者は自社を選んでもらうために、さらにお得になる「独自のポイント還元」を展開しています。
各社の対応を見てみると…
au PAY(KDDI)
最大1,000円相当のポイントを付与 ⇒ 最大計6,000円分の還元
カード・d払い(NTTdocomo)
500円相当のdポイントを付与 ⇒ 最大計5,500円分の還元
メルペイ(メルカリ子会社)
最大1,000円相当のポイントを付与 ⇒ 最大計6,000円分の還元
WAON(イオン電子マネー)
最大2,000円相当のポイントを付与 ⇒ 最大計7,000円分の還元
8月末までに登録した場合、最大100万円相当のポイントが当たるキャンペーンを実施
マイナポイント事業
マイナポイントは、9月~来年3月までの期間に行われるキャッシュレス決済などに応じて付与されるものですが、総務省が用意している4000万人分の予算枠は、年内にも埋まってしまう可能性があるということで、早目の準備を呼び掛けています。
マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、
消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。
マイナポイント事業公式サイトは、こちら