新型コロナウイルスの影響でなかなか旅行ができない今、グーグルマップのストリートビューを使って旅行を楽しむことができるんです。
Googleマップでのストリートビューは、画面右下の”黄色い人”を動かすと見ることができ、そこにいるような気分を味わうことができるというのは知っている人も多いと思います。
Googleストリートビューを使った「ワンクリック旅行」の楽しみ方を達人に教えてもらいます。
東京タワー・広島原爆ドーム
実は東京タワーの中に入ることもでき、展望台からの景色も見ることができるということを知っていますか?
これは日本だけではなく世界中ででき、入場料を払わないと入れないところや普段は公開されていないところにも入れるというんです。
「ワンクリック旅行」の楽しみ方を教えてくれるのは、毎日地図上での旅行を楽しむグーグルマップの達人・吉田喜彦さんです。
普段入ることのできない場所にも入れるストリートビュー機能が楽しめるのは、例えば広島県の「原爆ドーム」などです。
普段は柵で覆われたドームの内部に立ち入ることはできませんが、グーグルストリートビューを使ってみると、柵の中に入ることができ、がれきが散乱した原爆ドーム内部の様子を見ることができます。

歴史的建造物や瞬間を保存しておく観点からもとても役に立っていると思います。
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和歌山 アドベンチャーワールド
和歌山県・白浜町の「アドベンチャーワールド」に行ってみましょう。
およそ140種類の動物たちが見られる、和歌山のアドベンチャーワールドは、通常大人1人4,800円の入園料が必要ですが、グーグルストリートビューを使えばタダで入ることができます。
グーグルストリートビューで園内に入り、様々な動物たちが近くで見られる中、一番のおすすめポイントは「パンダ」、国内一のパンダの飼育数を誇るアドベンチャーワールドならではのビュースポットです。
マチュピチュ
リアルな旅行なら、日本からおよそ35時間かかるペルーの世界遺産「マチュピチュ」、標高およそ2,500mの山あいに突如現れる古代インカ帝国の遺跡は圧巻です。

マチュピチュへ向かう電車などの道のりもたくさん見られるので、行った感じを見てもらえればと思います。
自分の足で現地を回っている感覚で旅行気分を堪能できます。
クック諸島 ピトゥカヤルビ湖
飛行機を乗り継ぎ、日本からおよそ15時間かかる南太平洋にある15の島々で構成されている「クック諸島」は白く美しい砂浜が続くリゾート地です。
グーグルストリートビューを使えば、海の中にも入ることができるんです。
飛行機などを乗り継ぎ、本来なら日本から12時間の北欧・フィンランドにある湖、「ピトゥカヤルビ湖」という凍った湖では、様々な気象条件が揃っていないと見ることが難しい奇跡の絶景「オーロラ」を見ることができます。
Googleの撮影隊が6日間かけて撮ったといいます。
国際宇宙ステーション(ISS)
国際宇宙ステーション(ISS)の中も見ることができ、通常ならばまず不可能な「宇宙旅行」もできるんです。
撮影はNASAが全面協力し、宇宙ステーションに搭載されているカメラを使い、無重力の中で静止画を撮影したといいます。
宇宙ステーションだけではなく、月や木星など惑星の姿も観察可能なので、思い思いの宇宙旅行を楽しむ事ができます。
まとめ
Googleストリートビューを使った世界旅行、いかがでしたか?
世界中の美術館・博物館の中にも入ることができ、イギリス・ロンドンの大英博物館やパリのオルセー美術館の中にも入れるということなんです。
ストリートビューのこんな使い方があるなんて全然知らなかったので、ゆっくり旅行ができる日を夢見て、Googleストリートビューでエア旅行を楽しんでみたいと思います。