家で自炊をする機会が増えている今、おうちで簡単に作れる絶品メニューをミシュランシェフが紹介します。
ミシュランガイド京都・大阪2020で2年連続、安くておいしいビブグルマンに掲載、大阪カレー界の有名シェフ「虹の仏」(大阪・天王寺区)のオーナー・伊東亮哉シェフが、おうちで本格キーマカレーを再現できる新たなレシピを考案し、教えてくれます。
大阪はキーマカレーの激戦区と言われており、別名「大阪スパイスカレー」と呼ばれています。
伊東さんは和風のおだしとスパイスで作るカレーを融合させた「だしキーマカレー」のパイオニアで、「虹の仏」は日本中のカレーマニアが集う人気店なんです。
四天王寺は通常営業しております。
なんば店はご予約のみ、〜18時スタート20:00までです。
— 虹の仏 (@rainbow_budda) August 7, 2020
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本格だしキーマカレー 材料
伊東シェフが、今回のために新たに考案してくれた「本格だしキーマカレー」レシピです。
【材料 3人分】
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本格だしキーマカレー 作り方

大判煮干しの下処理
①頭を取る
②背中から半分に開く
③内臓(はらわた)を取る
カレー用に濃いだしを取りたいので、どんどん濃く取ろうとすると雑味が出てしまいます。
お味噌汁を作るときとは違って、めちゃくちゃ濃いだしを取ってカレーと合わせないとだしが負けてしまうんです。


本来はここでホールスパイスを油に入れ、油に香りを移していくんですが、おうちにはないと思うので、今回はブラックペッパーにします。
香りはすごくいいですし、入れれば入れるほど辛くなるので好きなだけ入れて下さい。




まずはひき肉が浸る程度入れ、ひき肉から出る肉汁とのバランスを見ながら少しずつ入れていきます。

塩で味を整えながら火を入れ、肉汁を飛ばすことでうま味をギュッと凝縮させ、さらに残っただしを加えてうま味をアップさせます。


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