長期間に渡り、品薄状態が続いていた「マスク」、ここにきてドラッグストアやスーパーでも販売されているとの目撃情報が多くなってきました。
繁華街のあちらこちらで店頭に並んだり、ゲリラ販売なども増えた中、私たち消費者にとって気になるのは感染を予防するうえで大切な「品質」です。
ちゃんとした見分け方があるのであれば、知っておきたいところですよね。
販売されているマスクの「品質を確かめる目安」について、ご紹介します。
マスクの品質を確かめる目安
マスクに詳しい聖路加国際大学・大西准教授によると…

「日本衛生材料工業連合会」が推奨している表示証の統一されたものがあるかどうか、というのがひとつの目安になります。
購入する際には、まず「パッケージを確認」し、マスクの業界団体の衛生基準を守って製造された証となる「(一社)日本衛生材料工業連合会自主基準による表示」や、「全国マスク工業会」と書かれたマークが表示されているかどうかがひとつの目安になります。
さらに、PFE試験、VFE試験、といったマスクの性能試験についての表示がパッケージにあるかどうかも、対ウイルス効果について見分けるポイントになると言います。
しかし、油断は禁物なんです。

単純に印刷するということになりますので、嘘の記載があるのも否定できません。
偽物もあるということを念頭に入れて、気を付けなければなりません。
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シャープのマスク
街に様々なマスクが出回るようになった中、SNSへの投稿が相次いでいるのが、貴重なシャープ製のマスクについてです。
第1回の抽選倍率は117倍という人気ぶりでした。
第2回の抽選に当選したという人に着け心地を聞いてみると…

着けたフィット感がすごく良くて、呼吸もしやすく耳も痛くなることもなく、非常に満足しています。
やはり日本製が安心ですし、早くからマスク生産に着手してくれたシャープはすごいですよね。
アサノマスク
様々な方法でマスクを入手できるようになってきた今、気になるマスクと言えば「アベノマスク」、4月17日から配布が始まったものの、検品のやり直しなどもあり、配送は進まず多くの地域でまだ準備中という段階です。
厚労省の布製マスクの都道府県別全戸配布状況は こちら
福岡市や大阪市では今日(5月13日)からようやく配布が始まりましたが…

もうあんまり必要じゃないような…
なかなか届かない状況に、さいたま市の縫製工場・ファッションいずみでは…

アベノマスクがまだ来ないので、布マスクを作りました。
夏なので麻を使って作りました。
この工場ではこれまで、衣料品店などからオーダーを受け、服の縫製を行ってきましたが、全国的な営業自粛を受け、注文が激減。

「アベノマスク」というのがなかなか埼玉の方に回ってこないし、布を使ってマスクとかを加工するのが得意なので始めたんです。
ここ最近は気温も高くなってきたことから、材料に麻を使用(1枚550円)、「アベノマスク」が届く前に「アサノマスク」を作り上げました。
まとめ
販売されているマスクの「品質を確かめる目安」は
ということですが、嘘の記載もあるかもしれないと言うので、それを念頭に入れて気を付けなければいけませんね。