4月28日ノンストップ!今年のGWは初夏を通り越した夏日に?熱中症対策とマスク着用時の注意点は?

ノンストップ!

ゴールデンウイークがスタート、今年は「ステイホーム週間」が呼び掛けられ、帰省や遠出はせず自宅で過ごす人が多いはずですが、そんな生活の中で気を付けなければいけないことがあると言います。

それは…「暑さ」なんです。

東京曳舟病院副院長・三浦邦久さんによると…

高温になれば、マスクをしていれば熱中症になる。

していないよりも熱中症になる可能性がありうると思いますね。

マスク着用で熱中症になる可能性が高くなるとしても、今の時期マスクは外せません。

一体どうすれば良いのでしょうか?

マスク着用時の熱中症対策とは?

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今年のゴールデンウイークの気温

東京では6月上旬から中旬並みの暑さになると言います。

生活用品を買いに外に出る場合は要注意!ということなんです。

これからの時期の天気や気温について、気象予報士天達武史さんに聞くと…

今年、実は冬が記録的な暖冬だったんですよね。

その反動で4月になって一気に寒気が日本に流れ込んできちゃって…ようやく5月になってその寒気の在庫がなくなるんですよね。

そうすると南から暖かい空気がどんどん流れ込んできますので、この影響で一気に気温が上がります

4月30日くらいから5月3日にかけて、一気に気温が上がっていきそうです。

特に関東から西の地方は一気に25℃以上の夏日というところも出てきますから、初夏を通り越した暑さになりそうですね。

今週末から気温が上がるという日本列島ですが、外出自粛なので外が暑くても家にいれば問題ないのでは?と思ったら大間違いです。

この時期だからこそ気をつけるポイントがあると言います。

2つポイントがあります。

1つは、昼と夜の寒暖差です。

昼間はわりと日差しで温まっている状態なんですよね。

だから夜になると一気に冷えます。

これが一気に10℃以上開くんですよね。

地域によっては内陸部で夜は暖房が必要なところもあると言います。

今、絶対体調崩しちゃいけないじゃないですか。

だから最高気温よりも最低気温に注目していただいて、服装も決めるといいと思いますね。

つまりは脱いだり着たりしやすい重ね着をおすすめします。

最低気温をチェックし、体温調節しやすい服装を心がけましょう。

熱中症に注意

もうひとつが「熱中症」です。

「熱中症」とは、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことで、専門家もGW中の熱中症の危険性を指摘します。

東京曳舟病院副院長・三浦邦久さんは…

5月の連休前後あたりから高温多湿になることがあるんですね。

体が暑さに慣れていないときに熱中症になる場合があります。

さらに今、外出時にマスクは必需品ですが、マスクを着けることによって体内の水分が不足し、熱中症のリスクが高まる可能性があると言います。

高温であればマスクをしていれば熱中症になる可能性がありうると思います。

マスクの気密が良ければ良いほど、歩いたときに呼吸が「はあはあ」となることによって息から水分が蒸発していきます。

そうすると体内の水分が不足して熱中症になりやすい環境下になっていると思います。

マスク着用時の注意

そして、気温が高い中でのマスク着用でやってしまいがちな行動が「パタパタ」です。

マスクの中が暑くなってくると、中の熱気を逃がそうと、マスクの外側を持ってマスクをパタパタ…

マスクに付着したウイルスを吸い込む可能性があるので「パタパタ」はNGです。

マスクの外側がそもそも汚れているので、口に入らないウイルスが付いているマスクを触るという行為ももちろんですが、パタパタすることによって周りに付いたウイルスが舞い、マスクと顔との隙間から入ってきて吸い込んでしまう可能性があると言います。

マスク着用時の熱中症対策

マスク着用時の熱中症対策はどうすればいいのでしょうか?

熱中症対策①

「こまめな水分補給」が重要

その際、マスクをあごにずらして飲むことはやめましょう。

これも「パタパタ」と同様、マスクの表面を触るリスクと、マスクをずらすときにも外に付いていたウイルスが舞いやすいからです。

マスクはしっかり外してから水分を補給しましょう。

熱中症対策②

ボタンなどを外し、首元の通気性をよくする
水で濡らしたハンカチやタオルを頸動脈にあてる

正しいマスクの外し方

マスクの外し方にも注意しましょう。

「正しいマスクの外し方」について、東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授によると…

①耳ひもを持って外す
②ティッシュを2枚敷き、マスクの表面(外側)を上にして置く

GW以降の気温と降水量

ゴールデンウイーク以降の気温や降水量について、気象予報士・天達さんに聞くと…

5~7月の気温は平年より高めですが、「梅雨寒」な日もあり、急に気温が落ち込むこともあります。

6月の降水量は、平年並みか少ないですが、7月の梅雨後半は大雨またはゲリラ豪雨が増え、台風などが重なると災害レベルの降水量になる可能性もあります。

暖冬のあとの夏は不安定になりがちなので、気候の変化に注意しましょう。

今年のゴールデンウイークは寒暖差に注意して、重ね着など体温調節ができる服装にしましょう。

今年になって生活必需品になった「マスク」ですが、水分補給をして熱中症にならないように気をつけましょう。

一生懸命頑張って下さっている医療従事者の方々の負担をこれ以上増やさないよう、個人個人で自分の体調管理に気をつけるようにしましょうね。

 

 

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