遠州の小京都とも言われる「遠州森町」、初詣や紅葉で賑わう小國神社がある森町の名産品を知っていますか?
昔から「森の治郎柿」は有名ですが、「甘々娘(かんかんむすめ)」という「とうもろこし」も大人気なんです♪
生でも食べられると評判!!!
私は会社の人に教えてもらうまで全然知らなかったのですが、初めて食べた時はとても感動しました!とうもろこしを生で食べたのは初めてでした。
本記事では、そんな「甘々娘」の直売所のアクセスやその他の購入方法についてまとめてみました。
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「甘々娘(かんかんむすめ)」とは?
毎年5月下旬になると「“夜明け前から行列ができる”とうもろこし直売所」として、情報番組・バラエティ番組などで取り上げられる「遠州森 鈴木農園直売所」は、森町の南部にあります。
鈴木農園のとうもろこし作付面積はなんと!約15万平方メートルで、東京ドーム約3.2個分の広さなんです。
名前の通り、その甘さが段違いのため「フルーツコーン」、「スイーツコーン」とも呼ばれている早生(わせ)の品種「甘々娘」は、毎年3月から種をまき、4月に受粉を迎え、5月下旬から収穫をします。
夜間に蓄えた糖分を逃がさないために朝採りにこだわり、毎朝5時ごろから畑に向かい、しっかり実った甘々娘を丁寧かつ手早くもぎ取ります。
平均糖度が19~20度あり「生でも食べられる」と評判の甘々娘は、1粒1粒にギュッと甘さが詰まった白と黄色のバイカラー種で、粒の皮が薄く、甘さが飛び出してくる感じです。
瑞々しさの証拠は、外の皮を剥いて現れる淡い黄緑色のひげなんです。
7月からは、弟分「森の甘太郎(かんたろう)」登場!
6月末頃までは「甘々娘」が、7月初旬頃から9月上旬までは弟分の品種「森の甘太郎(かんたろう)」が店頭に並びます。
弟分といえどもその糖度はお姉さんの甘々娘と同様、平均糖度19~20度あります。
その食べ方ですが、まずは生でガブッと味わうのが一番です。
その後、茹でたり、皮ごとラップしてレンジで3~4分加熱させて食べるという人が多いようです。
「遠州森 鈴木農園」はとうもろこし専門農家ではありません。
初夏から夏にかけてとうもろこしを収穫した後は稲作を、冬場はレタスを栽培して三毛作をしています。
皇室献上柿である治郎柿も生産しています。
「甘々娘」「森の甘太郎」直売所
「鈴木農園」では、平日は1日2万本程度、週末などは1日3万本ほど収穫しています。
直売所の販売開始は朝6時からですが、夜明け前には既に行列が出来ています。
前日夜中から待機している人もいるそうです。
行列の長さは曜日や天候によって左右されるので、雨天の早朝を狙うのがコツです。
直売所とはいえ、その日に収穫したものが無くなり次第終了なので、早起きして生でも食べられる甘いとうもろこしを、是非とも食べてみて下さい。
店頭では「甘々娘」のジェラートも販売しています。
コーンポタージュのような風味で甘々娘の甘さはしっかり味わえるのに後味もしつこくないので、とてもオススメです。

遠州森 鈴木農園
住所 静岡県周智郡森町谷中260-1
TEL 0538-85-4815
アクセス 新東名高速道路「遠州森」スマートI.C.から6分
地図
森町以外で「甘々娘」を買うには
森町まで買いに行くのは大変!という方もいらっしゃいますよね?
浜松でも取り扱っているお店があるようです。
ヤタローアウトレットストア
コストコ浜松の近くにあるアウトレットストアです。
甘々娘の入荷前日に店内に貼り紙が出るようですが、当日は売り切れ次第終了になるようです。
このお店はいつも開店前の行列がすごい人数なので、早目に行くことをオススメします。

ヤタローアウトレットストア
住所 浜松市東区丸塚町169
TEL 053-463-8577
営業時間 9:30~18:00
地図
メルカート間渕
お酒と食品のセレクトショップです。
扱っているのは「甘々娘」のお買い得なB級品とのことで、予約も受け付けているそうです。

メルカート間渕
住所 浜松市中区肴町317-17
TEL 053-456-6999
営業時間 月~木 11:00~23:00
金・土 11:00~0:00
日 11:00~22:00
定休日 無休(不定休)
地図
間渕グループの公式サイトはこちら
遠州森 鈴木農園 通信販売ページ
浜松でも遠くていけないよ、という方には、こちらの鈴木農園の通販もあります。
取扱商品は、お米、甘々娘、森の甘太郎、森の治郎柿、カップアイスです。
ただ、季節物ばかりで扱っていない時期も多いので、注文のタイミングには注意が必要ですね。
まとめ
遠州森町で生産している、生でたべられるとうもろこし「甘々娘」と「森の甘太郎」についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
夜明け前から並んでまで食べたい!というとうもろこしを、一度食べてみたいと思ったのではないでしょうか?
今回は出荷量ナンバーワンの鈴木農園をご紹介しましたが、他にも扱っている農家は数多くあるようですので、是非一度食べてみて下さいね♪
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