4月4日に新型コロナウイルスの感染を公表した森三中・黒沢かずこさん(41)が、4月6日Youtube(森三中ube)で音声を公開、発熱があった3月21日からの経過について、改めて自身の言葉で報告をしました。
現在自宅療養中の黒沢さんが、当初いろんなところで『コロナではない』と言われたことを、自らの言葉で明かしました。
4月7日「めざましテレビ」で触れていましたのでご紹介します。
黒沢さん 感染判明前の症状

森三中 黒沢です。
このたび、新型コロナウイルスに感染してしまいました。
最初は発熱となっているのですが、熱っぽいなと感じて
(3月21日の)午前中に測ったら36.2度で、その後お昼に41.2度と出て、
すぐにその後測り直してもずっと36度台で、
一応怖いので、症状を話して病院に行かせていただきました。
病院に着いたときは36.4度だったのですが、
診察をしていただき、インフルエンザの検査もして、
コロナウイルスの感染ではないと診断してもらったんですけども、
熱の症状が出ていたので、一応2日休んでくださいと言っていただきまして休みました。
その日からもう全然熱とかも咳とかもなかったので、
普通に過ごしていたんですけど、(3月25日)仕事に行きまして…
次の日(3月26日)は風邪の症状などがあったので…
鼻の奥に鼻水がある感じが続いていて
また病院でその炎症を抑える薬を処方していただきました。
で、その日の夜に、味覚・嗅覚が感じにくい症状があったというニュースを見て、いろいろなところに電話したのですが…
プロ野球、阪神の藤浪晋太郎投手の陽性の報道で、味覚や嗅覚異常が新型コロナウイルス感染の症状のひとつと知り、すべての仕事をキャンセル
感染を疑い自宅療養へ

私の場合『それだけではコロナウイルスの症状ではないので』と判断をいただいていました。
でも、もし自分が感染源になったら怖いと思い(3月26日以降は)自宅にいました。
それでもずっと、咳・熱・倦怠感は無くて、味覚・嗅覚の感じにくさだけが残っていました。
でもそのときも、鼻水が鼻の奥に残っているような感じが続いていました。
その後、複数の医療機関を受診し、4月1日には肺炎と診断され、PCR検査を受けたところ、4月3日夜に新型コロナウイルス感染が判明。
4月4日に感染を公表し、肺炎の症状は治まっているものの、味覚や嗅覚を感じにくい状態が続いていて、自宅療養を続けていると明かしました。

これからは、闘っていきたいなと思っております。
皆さまお気をつけください。
以上、森三中 黒沢でした。
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闘病中の著名人からのメッセージ
感染闘病中の著名人が肉声で語るというのは極めてレアなことです。
黒沢さんはとても細かく冷静に、わかりやすく語ってくれました。
一度41.2度という高熱が出たもののその後はほぼ平熱だったり、咳も倦怠感もほとんどなかったりと、症状・経過は人それぞれで判断しづらいんだということがよくわかりました。
辛い中、細かく報告をしてくれた黒沢さん、若い世代を含めた多くの人にこのメッセージが届いたのではないでしょうか?