4月3日「スッキリ」の「あなたのカラダをコンディショニング!おしえて!Dr.スッキリ」のテーマは、”快適な睡眠を妨げる 本当は怖い「いびき」編”です。
ゲストは、いびきに悩んでいるという佐々木健介さん。
奥さんの北斗晶さんから『いびきが爆音で呼吸をしていない』と指摘されて悩んでいるそうです。
ドクターは、今まで1万人以上のいびき治療にあたってきた、睡眠・呼吸メディカルケアクリニック「RESM(リズム)新横浜」院長の白濱龍太郎先生です。
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いびきは大病を引き起こす可能性が?
白濱先生によると、最近、病院に「いびき」の相談に来る患者さんが増えているそうです。
ある寝具メーカーが男女5,000人に調査したところ、およそ半数が「いびきをかく」と回答、日本人の2,000万人がいびきに悩んでいる、ということなんです。
ハリセンボンの近藤春菜さんは

アプリで寝ている時の音を録ったことがあるんですが、象が寝ているのかな?と思うような音の時があって…でも子象でしたけどね(笑)
楽屋で寝ている時も、自分のいびきで起きちゃう時があります。
ということですが、「いびき」というのは音だけの問題ではなくて、命にかかわる大病を引き起こす可能性がある、ということも言われているんです。
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いびきのメカニズム


いびきの原因
いびきの原因にはどんなことがあるのでしょうか?
骨格や肥満、さらに日本人は首が短いためいびきをかきやすいということです。

我々東アジア人というのは顎が小さかったり軟口蓋(なんこうがい)という口の上蓋の部分が小さく低めなので、物理的に空気の通り道がそもそも狭いということがわかっています。
女性のいびきが危険な理由

いびきチェック

いびき対策アプリ「いびきラボ」
自分のいびきを記録できるというアプリ「いびきラボ」です。
寝る前にアプリを開いておいて、体重や飲酒・疲労や寝る環境などを入力し、スマホを枕元にセットして寝るだけです。
このアプリは単なるいびきの録音だけでなく、音の大きさ・激しさ・時間などがグラフ化され、イビキの把握や対策にも役立つそうです。

可視化することはとても大事で、病院でも使ったりします。
㊙いびき解消メソッド

妊婦さんや太っている人は左を下にして寝ることで静脈の還流量を落とさないということでさらにオススメかもしれません。
クッションや抱き枕・タオルを詰めたリュックを背負って寝ることで横向き寝を定着させることができます。
舌の筋トレ体操

③は口を閉じて鼻呼吸にすることと、舌そのもののトレーニング、④⑤は空気の通り道を確保するための筋肉に対して刺激を与えるトレーニングになります。
これは海外の研究で、いびきだけでなく、無呼吸の改善につながるというデータが出始めている体操です。