「歯周病」と診断された私の治療日記⑩歯周病内科治療プログラム終了!細菌検査結果は?

昨年の終わりに「歯周病」と診断され、年明けから「歯周内科治療プログラム」を開始しました。

前回、精密検査を行い、今回は細菌検査結果説明です。

痛みなどが出ないという「歯周病」ですが、もっと早くに気が付く症状があったのではないか、原因は何か、人にうつるのか、匂いはどうなのか、治療方法は?歯磨き粉は?など、治療をしていく中で勉強しながら記してきましたが、今回で最後です。

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細菌検査項目

P.g菌(Porphyromonas gingivalis)ポルフィロモナス・ジンジバリス

重度の歯周病(急性・慢性歯周炎)から検出されます。

T.d菌(Treponema denticola)トレポネーマ・デンティコーラ
T.d菌が多いと歯周病治療後にも再発するリスクが高いとの報告もあります。
歯周病の増悪の目安になります。
T.f菌(Tannerella forsythia)タンネレラ・フォーサイシア

特に歯周ポケットの浅い部分よりは深い部分で検出されることが多い菌です。

難治性歯周炎症の指標として重要な菌種です。

A.a菌(Aggregatibacter actioomycetemcomitans)アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス
重度歯周病の患者の歯周ポケットから高率に検出されるが、低い数値に検出されることが多い菌です。
F.n菌(Fusobacterium nucleatum)フソバクテリウムヌクレアタム

歯周内科治療を行う上で非常に消えにくい菌です。

また悪臭(口臭)の原因となる菌です。

細菌検査結果(治療前)

昨年の12/4に行った細菌検査(PCR検査)の結果は

 

P.g菌     1,154,101(基準値1,000以下)

T.d菌     1,301,294(基準値1,000以下)

T.f菌       26,969(基準値1,000以下)

 

A.a菌         2(基準値0)

F.n菌      136,979(基準値1,000以下)

 

 

細菌検査結果(治療後)

今年の3/6に行った細菌検査(PCR検査)の結果は

P.g菌    検出限界以下(基準値1,000以下)

T.d菌    検出限界以下(基準値1,000以下)

T.f菌         12(基準値1,000以下)

 

A.a菌         0(基準値0)

F.n菌       29,145(基準値1,000以下)

まとめ

歯科衛生士の方からは、驚くほどの成果だと言われました。

ここまで良くなるとは思わなかったようです。

私も歯ぐきが引き締まったのは実感していますし、口の中がスッキリしている感じです。

今の良い状態を保てるよう、これからもペリオバスタージェルを使ってしっかり歯磨きし、歯間ブラシも並行して使っていこうと思います。

虫歯の治療と、銀歯になっているかぶせもの(クラウン)やつめもの(インレー)をセラミックなどに治したり、ホワイトニングなどの治療も進めていく予定です。

日本人の8割が罹患しているとも言われ、歯を失う一番の原因になっているだけでなく、全身疾患にも影響すると言われている「歯周病」ですので、この状態を保つためにも3ヶ月に1度の定期検診と、1年に1度の歯周病原因菌のDNA検査を忘れずに続けていこうと思います。

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