およそ8億6千万人…この数、何だかわかりますか?
実はこれ、学校に通えなくなった子どもの数なんです。(ユネスコ調べ)
日本でも総理大臣が『人が密集しないようにするなど、安全な環境の下、野外に出て運動の機会もつくってください』と、子どもたちの運動不足を心配し、外で運動するように呼びかけました。
どことなく外出しづらい雰囲気の中、ある調査によると「臨時休校・休園の影響として”困っている””心配”なこと」として「子どもが運動不足になること」と答えた家庭が、全体のおよそ70%に達したそうです。
3月19日「Live News it!」の「子どもたち応援SP」で特集をしていましたのでご紹介します。
トップアスリートたちの室内でできる運動
そんな子どもたちを元気にしようと、トップアスリートたちが次々と「室内でできる運動」の動画を無料配信しています。
箱根駅伝の山の神で有名な「神野大地」選手は、足腰を鍛える筋トレを紹介。
160kmを超える球を投げる「佐々木朗希」選手は、体の中の筋肉を鍛える体感トレーニング。
サッカー女子日本代表の「川澄奈穂美」選手は、室内でできるエクササイズを紹介。
どんな運動をすればいい?
”きょうのギモン”
「運動不足解消!どんな運動、どれくらいすれば?」
そもそも、運動はどうして必要なのでしょうか?
もちろん体と心を成長させるためでもありますが、運動すると体温が上がり、血液が巡ることで免疫力がアップし、ウイルスや細菌から体を守ってくれる、ということです。
新型コロナウイルスが流行している今だからこそ、体を強くしていくことが重要になってくるんです。
では、どんな運動をしていけば良いのでしょうか?
筑波大学(スポーツ医学)久野譜也教授によると

①縄跳び
②ウオーキング(散歩)
③筋トレ(もも上げ・スクワット)
または、体感型ゲーム(体全体を動かすゲーム)でも良いということです。
世界陸上銅メダリスト・為末大さんも『運動は楽しむことが大事!』と言っています。
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どれくらいの時間運動すればいい?
それでは、その運動はどれくらいの時間すれば良いのでしょうか?
順天堂大学(スポーツ健康科学)内藤久士教授によると

最低でも30分はやらなきゃダメ!
ウオーキング30分でも良いし、違う運動を10分ずつに分けても良い
息が続くような有酸素運動というのがポイント
汗びっしょりで肩で息をするほどやってしまうのは逆に免疫が下がってしまうのでNG
具体的な「最低30分」運動メニューはこちら
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まとめ
外に出にくい状況の中、家の中で運動するというのもなかなか大変ですし、縄跳びなど、飛んだり跳ねたりという運動は集合住宅などでは難しいですよね。
雨の日はウオーキングも出来ないので、アスリートの動画を見て筋トレをするか、近所迷惑にならない体感型ゲームをするというのがいいのかもしれないですね。
私も最近運動不足なので、1日30分以上は何か運動をするように心がけたいと思います。