株式市場が荒れています。
アメリカでは株が一時3,000ドル以上下がって、これまでで一番悪い記録になってしまいました。
色々な対策に乗り出しているのですが、みんなの不安は収まらず、日本でも悪い動きが続いています。
そんな大荒れの中で出てきた言葉が「リーマンショック並みのマインド」
そもそもこの「リーマンショック」という言葉、何だか説明できますか?
新型コロナ対策に効果があるというあの噂はウソ?ホント?
3月17日「Live News it!」の「子どもたち応援SP」で特集をしていましたのでご紹介します。
リーマンショックとは?
今から12年前の2008年、アメリカの「リーマン・ブラザーズ」という銀行グループが倒産しました。
それをきっかけに、世界中で次々に会社の経営が悪くなって、日本でも約1万5,000件の会社が倒産してしまいました。
つまり、世界全体が不景気になったのが「リーマンショック」で、今、同じような…もしくはそれ以上の大ピンチが心配されているんです。
12年前に世界中を苦しめたリーマンショックがまた起こるんじゃないかと大人はみんな心配しています。
会社と働く約束をしてもなかったことになったりということが、リーマンショックの頃には普通にありました。
あの有名な飛行機のJALが経営破綻したときの原因のひとつがリーマンショックだとも言われているんです。
日本の経済の状態を判断する材料になる「日経平均株価」も上がったり下がったりしているので油断はできません。
新型コロナ対策の噂やデマ
トイレットペーパーは、つい最近まで売り切れが続いていました。
きっかけは、「トイレットペーパーが無くなる」というデマが流れたことでした。
今、街では、新型コロナウイルスについてのいろんな噂やデマが飛び交っています。

すべてが怪しいので、何が本当で何が嘘なのかがわからないんです。
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その噂、ウソ?ホント?
”きょうのギモン”
「その噂、ウソ?ホント?」
正解は…✖

ウイルスは小さく、フィルターをすり抜けてしまう
効率よくウイルスを捕らえるのはほぼ不可能
現段階では除去できるとは言い切れず、根拠がない
正解は…✖

入ってきても空気で薄まり問題にならない
換気の悪い場所を避け、積極的な換気を!
正解は…○

太陽の光(紫外線)でウイルスは死ぬため
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噂話の原因
そもそもどうしてこういった噂話が広がってしまうのかというと…
神戸大学大学院・森井昌克教授によると

新型コロナウイルス(未知のウイルス)に対する不安感が大きい。
”びっくり”する情報や”誰でもできる”ということなどがプラスされると、それがみんなが望む”理想的な情報”になって、誰かに伝えたくなる。
噂話やデマに振り回されずに、落ち着いて行動することが大切ですね。
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