現在、中学生の息子さんと2人暮らしのともさかりえさん、片付けが苦手ということで、整理収納アドバイザーの吉川永里子さんのお宅へ。
吉川さんは、働く女性の目線で片付けや収納のテクニックを指導する整理収納のスペシャリストです。
3月7日のめざましどようび「キクエがキクヨ!」では、とても4人の息子さんがいるとは思えない達人のお宅を隅々まで拝見します。
片付けの第一歩
片付けの第一歩は、「使っているもの」「使っていないもの」を、いま使っているかどうかでジャッジすることです。
片付けたいモノを2つに分け「使っていないもの」をさらに3つに分類します。
「思い出」の箱がいっぱいになってしまった場合、吉川先生はこう言います。

総選挙をします。
1位だけを入れておくようにするので、1位がどんどん入れ替わっていきます。
いったん入れた思い出のものも更新されていきます。

使えるけど使っていないものは一旦保留に入れます。
保留のオススメの置き場はリビングとか目立つところです。
目立つところにあえて置くと、邪魔だな…あれが置いてあって部屋が汚く見えるな…という負のイメージが見えてくるんです。
片付けの基本ルールを学び、感心しきりのともさかさん。
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キッチンの収納テクニック



引き出し式の収納は、上から見たときに全部どこに何が入っているか見えるような入れ方をする、というのがポイントなんです。
ボックスを入れて、大きいところを仕切っているのもポイントです。
クローゼットの収納テクニック
吉川さんはクローゼットでも着たい服がすぐ見つかるよう、ニット・シャツ・ジャケットなどのアイテムごとに分類しているんです。
収納ケースにはラベルを貼って、上から見てわかるよう衣類は縦に収納しています。
見える収納を学んだところで、ともさかさんが収納ケースに入れてみます。
最初はなかなか全部入りきらなかったものの、なんとか収納できました。
吉川さんがともさかさんの収納を少し手直しします。

トップスとボトムス、小物が分散してしまっているので、ひとつのケースにまとめます。
トップスを季節ごとに、奥と手前に入れたのには、見やすさの他にも理由があるんです。

基本的にオフシーズンのものを奥に、オンシーズンのものを手前に入れます。
衣替えを大きくやらなくても、引き出しの中だけで入れ替えれば使いやすくなり、手間が省けます。
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まとめ
収納は、ルールを決めて定位置を決めてあげることが大事、ということです。
私も、いつか使うかも…が多くて物が捨てられないのですが、まずは「使っているもの」「使っていないもの」に分け、さらに「処分」「思い出」「保留」に分けて、家の中をスッキリさせてみようと思います。