新型コロナウイルスの拡大防止のため、テーマパークの休園やイベントの中止が相次いでいます。
そんな中で家族が安全に遊べる場所はあるのでしょうか?
家ナカ2週間は厳しいということで、対策を講じる現場を、2月28日「Live News it!」の「it!(イット)」で特集をしていましたのでご紹介します。
東京ディズニーランド・ディズニーシーの休園
2月28日の昼前に突然臨時休園が決まった「東京ディズニーリゾート」、休園機関は2月29日から3月15日までです。
東京ディズニーリゾートの長期休園は、9年前の東日本大震災以来で、感染症の影響で臨時休園するのは今回が初めてです。
休園期間中に有効期限を迎えるチケットなどについては、差額・変更手数料なしで来年3月末まで使えるチケットに交換、もしくは払い戻しができます。
また、4ヶ所のディズニーホテルについては通常通り宿泊できますが、宿泊をキャンセルしてもキャンセル料はかからない、としています。
東京ディズニーリゾートの公式サイトは こちら
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの休園
2月28日の15:30に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」も臨時休園が決まりました。
休園機関は2月29日から3月15日までで、休業期間中のチケットの取り扱いなどに関しては、こちら。

問い合わせはインフォメーションセンター(0570-20-0606)へ。
オペレータ対応時間
月~金 9:00~17:30/土日祝 9:00~19:00
多摩動物公園・イチゴ狩り
お出かけ日和の週末に、家族がともに、安全に過ごせる場所は無いものでしょうか?
東京・日野市にある「多摩動物公園」に行ってみると、入口と売店、迷子センターなどに消毒スプレーが設置、園のスタッフはマスクを着けて接客にあたっています。
実際に園内を見ると、敷地が広いため、人混みが分散されていました。
今のところ営業休止の予定はありませんが、動物園側は、来園する際にはホームページで最新情報を確認して欲しい、としています。

その一方で、冬から春にかけて人気の「イチゴ狩り」はどうなのでしょうか?
東京・町田市にある「町田いちご狩り農園」を訪ねると、インフルエンザとノロウイルス対策を5年前から徹底している、とのことです。

①入り口は従業員が開ける(マスク・手袋着用)
②お客さんは、ミルクカップの上にいちごを乗せ、イチゴを直接触らずハサミを使って切り、茎を持って食べる
③ハウスの中が混み合わないよう人数制限
こうした安全への取り組みもあってか、この週末(2/28・3/1)も約120人ほどの予約が入っていると言います。
町田いちご狩り農園の宮崎政明代表は、『一生懸命衛生管理を徹底しているので、是非安心してご来園していただきたいです。』とのことです。
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まとめ
番組内では「としまえん」は屋内アトラクションのみ3月13日まで中止で、それ以外の屋外アトラクションはアルコール消毒対策などを講じた上で営業継続予定、と紹介していましたが、現在、公式サイトを見ると3月15日まで臨時休園となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束しない現状で、小中高が突然の休校となり、子ども達は春休みまで家の中でじっとしていられるのか?共働きの家庭は子ども達を家で留守番させて会社に行くのか?親が満員電車で感染するリスクはどうなのか?など、問題は続出しています。
ここ1~2週間が山場だというのですが、この休園や休校措置が結果として良かったと思えることを祈るばかりです。