もうすぐ新年ですね。
皆さん新年になったら初日の出を見て初詣に行きますよね?
遠州地方で初詣と言えば、どこに行きますか?
私は毎年、遠州森町の小國神社に行きます。
本記事では、「小國神社」や、小國神社の参道入口にある「小國ことまち横丁」の特徴とアクセスなどをまとめてみました。
「縁結びの神様」小國神社
小國神社の御祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」です。
別名「大国様(だいこくさま)」 の名前で親しまれており、神話「因幡の白うさぎ」で赤裸のうさぎを助けられた心の優しい神様なんです。
創建から1450余年もの長い歴史を持つ遠州きっての古社で、徳川家康をはじめとする数々の武将からも「遠州国の守護神」として、古くから篤い信仰を受けてきました。
永い歴史を持ち、神社を囲うように樹齢800年以上の老杉が繁る参道や境内は、「古代の森」の名にふさわしい荘厳な雰囲気を醸し出しています。
初詣には、森町のみならず遠州一円の人々の信仰を集め、正月には30万人あまりの人々で賑わいます。
願い事が意のままに叶う神社「事任神社(ことのままのかみやしろ)」としても広く知られ、縁結び、厄除け、心願成就、交通安全の神様として敬われています。
縁結びの木になる実「ひょうの笛」を恋愛成就のお守りに持つ人もいます。
私は毎年、年が明けたら初日の出を見に行ったその足で小國神社に向かいます。
小國神社までの道は一本道でとても混み合いますが、ここ数年はその一本道から迂回案内の看板が立ち、別の道を行くこともできるようになったので、私は迂回して行くようにしています。
縁結びの神様として有名ですが、交通安全の神様でもありますので、私は車を購入するといつもお祓いに行っています。
参道入口にあるトイレは古いので、参道の奥にある参拝者用休憩所の方が安心です。
駐車場は無料で、小國神社に向かう途中の道沿いにも分散されており、800台収容できます。
小國神社は遠江国一宮として遠州地方第一の神社で、許当麻知神社(ことまち=願い事を待つ)・事任神社(ことのまま=願い事のままに)とも伝えられており、鳥居横には憩いの場「小國ことまち横丁」があります。

「紅葉」で賑わう小國神社
小國神社は縁結びの神様として有名で、カップルでのデートに最適です。最近では、紅葉が有名になり、紅葉シーズンにも沢山の人が訪れています。
広大なご神域を南北に流れる宮川沿いには大小約1,000本のもみじが美しく紅葉します。
杉・檜の漕ぎが立ち並ぶ静かで落ち着いた雰囲気と、ご神域を彩る鮮やかな紅葉の競演は圧巻です。
宮川沿いは平坦な散策コースになっていて、子どもからお年寄りまでゆっくり散策できます。
河原に降りて川面に映る紅葉を撮影している方も多く、川沿いには三脚も多いです。横の道を車が通るので、小さい子ども連れの方は注意が必要です。
紅葉が最も美しい時期にあわせて開催される「もみじまつり」では、ライトアップに加え、例年演奏会やお茶席が催されます。
甘酒の無料授与も行われ、舞殿では琴の演奏などでおもてなしします。
写真コンテストの作品も募集しています。鮮やかなもみじをゆっくり堪能して写真に収めてみてはいかがでしょうか?
授与所では、水引でもみじをかたどった「もみじ守」の授与も行われます。様々な縁を結ぶ小國神社のお守りで是非縁を手にしたいものです。
参道入口のスポット「小國ことまち横丁」
「小國ことまち横丁」は、小國神社の参道入口にある小さな複合店舗です。
「ことまち」とは、願い事を待つ、願い事のままに叶う、という意味です。
参拝をしてお願い事が叶った人が、御礼として境内にある「事待池(ことまちいけ)」に鯉を放ったという伝説からとった名前だそうです。
遠州産の深蒸し茶を、真っ赤な袋のお茶の詰め放題の実演販売が人気です。
横長内には森町の老舗茶問屋本店(鈴木長十商店)をはじめ、カフェやお食事処、おかき、かりん糖、ワラビ餅などのお土産屋が並んでいます。地元愛にあふれたメニューが評判のカフェには「タピオカわらび餅」など、SNS映えスイーツも沢山あります。
神社参拝の帰りには必ず立ち寄りたくなるスポットです。
小國ことまち横丁公式サイトはこちら
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古代の森「小國神社」と「小國ことまち横丁」についてご紹介してみましたが、いかがでしたか?まとめ
小國神社で古代の森に包まれ、自然の息吹きを感じた後は、「小國ことまち横丁」でSNS映えするスイーツと本場静岡のお茶でホッと一息つくのもいいですね♪
日々の煩雑さから解放され、自然の息吹きを感じてみてはいかがでしょうか?
どうぞよいお年をお迎えください。